Chamber pot

若造のメモ

再開、そして就職活動の終わり

しばらく日記を書いていなかった。相変わらず習慣が長続きしないポンコツである。

 

過去の投稿を見ると、なんだか夏のインターンのことについてつらつらと言及しているだけで、その後のめまぐるしく変化した私の心情、思考がまったく記録できてない。とても残念に思う。思い出せるだけでもこれまでの思考の変化の過程をメモする。

 

<11〜12月>

よく覚えていない。輸送機器系のメーカー1社だけ冬季インターンに応募したのを記憶している。その頃の私は、夏インターンでほぼすべての会社から合格をもらっていたので、多少天狗になっていた。そのため、志望度は高いが自分の専攻とは異なる募集をしている部署に自信マンマンでエントリーしたところ、見事に書類で落とされた。かなり気合いを入れて推敲したため、悔しく思ったが、ふつうに考えれば当たり前である。哀れである。

 

この頃も、あまり研究に対するモチベーションは高くなかった。何に対して精力的に活動していたのかまったく覚えていない不毛な時期。

 

<1〜2月>

国際学会で発表する機会があり、1週間ほど海外に滞在していた。人生2回目の海外はとても楽しく、刺激的であると同時に、英語力不足と意見陳述力不足を痛感させられた。

この頃から、自分の興味のある方向に研究の方向性をシフトし始めたことで、徐々に研究に対するモチベーションが高まって来ているのを実感するとともに、M1の時期に怠けていたことを後悔していた。さぼったことに対する自責というよりは、もっとやっていれば今もっと面白い研究になっていたな、というような感覚。

 

就活関連では、外コンのセミナーに興味本位で参加したところ、コンサルの考え方(論理的思考・MECE的な分析・目的の明確化とか)が面白く感じ、志望しようと思い始めていた。

また、平行してメーカーの説明会にも参加していた。このあたりの時期から、徐々に志望企業を絞り始めていた。また、夏季インターンに参加した企業の早期選考も始まって来ていた。また、一時期考えていたドクター進学のことはいつのまにか頭から離れていた。

 

<3〜4月>

一気に就職活動が本格化する。業界研究、企業研究ともに他の人よりかなりやっていた自信があったため、学校主催の説明会等は全て行かなかった。就職活動が終わった今でも、この判断はそこまで間違っていなかったと感じている。

この時点で、志望業界はメーカーに限定した。他の業界としてはコンサル業界があったが、結局断念した。その理由は、①現場を知らない人間がコンサルティングをすることに違和感を覚える②もし将来的にコンサルティングに携わりたいのであれば、新卒で事業会社を経験した上でその経験を生かしてコンサル会社に入りたい③そもそも、自社製品を持たないコンサル会社が自分にとってあっているのか疑問に思った、など。

メーカー業界のうち、志望企業としては4つほどあった。インターンに応募した3社と、説明会で出会った1社。軸としては、①業界トップレベル②海外売上比率が高い③仕事の幅の広さ、とか。生意気である。ここから絞るのが非常に大変だった。会社説明会や選考、さらにはビジネス書など、ありとあらゆるものが原因となって、一週間ごとに価値観がめまぐるしく変化していたからだ。結局、インターンに参加し、ある程度選考が進んでいた1社と、説明会で出会った1社の二つまで絞った。
そこから紆余曲折あり、結局説明会で出会った1社に就職することが決まった。紆余曲折についても近いうちに文に起こしたいと思う。

 

<5月〜現在>

進路に悩みに悩んだ4月だったので、5月はかなりリラックスしていた。就職活動というタスクを済ませたことで、それに押し出されてできなかったやりたいことを存分にやることができた。といっても海外旅行などは行かず、時間を研究や読書、英語学習、運動などに多く割いた。また、ロードバイクを買ったことで、趣味がまた増えた。

研究に割く時間が増えるとともに、修士論文作成に向けた研究計画も頭のなかで整理し始めた。このころからかなり研究に対するモチベーションは上がっていった。

 

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ざっと振り返るとこのような感じ。

 

今は非常にリラックスした日常を送ってる。