Chamber pot

若造のメモ

Hellotalkにみる日本人の完璧主義


Hellotalkとは
世界中の人たちが利用可能で、自分が学習したい言語を母国語とする人々と交流できるシステムになっている。具体的には、タイムラインに投稿した文章に対してネイティブが文章校正・コメントができる。
実際に、その日の出来事や思ったことをツイッターのように投稿してみると、瞬く間に外国人からコメントやいいねが返ってくるので、承認欲求を手軽に満たしながら、ネイティブとの交流を図ることができる。
自分のタイムラインには、母国語を共有する方の投稿は反映されないため、片言の日本語や英語の投稿だけが流れる。ところが、日本語学習者に対するコメント・文章校正は、同じ日本人からも閲覧することができる。


この、「日本人による外国人の文章校正」に、日本人ならではの完璧主義的な形質が表れていてとても面白く感じた。
・非常に細かいところまで指摘する
・感想より指摘に傾倒しがち
・挙句の果てに日本人同士が校正の妥当性を巡ってコメント欄で喧嘩している

日本語はドメスティックな側面が強い言語であり、片言の日本語を話すひとが国内に少ないから、こういった傾向が表れるのだともとらえられる。

そしてこの完璧主義的な傾向が、自身の英語学習にまで悪影響を及ぼしていると思う。
「正しい使い方か確信が持てないから表現できない」とか。本来の言語の目的に則れば、伝わればとりあえずいいのである。

Done is better than perfect.

Facebookザッカーバーグが言ったとか言ってないとか言われる名言である。
英語学習のときはこれを座右の銘として、とにかく量をこなすことを念頭にがんばりたい。