Chamber pot

若造のメモ

とりあえず、修士は今の研究室で取得することを決めた。

アウトプットの練習が圧倒的に足りてないと感じていた意識から始めたブログだったが、めっきり更新が止まっていた。。。(忙しかったのと、めんどくさかったのが原因、反省)

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 ところで、先日、以前配属していた研究室の忘年会があり、そこで懐かしい(?)面々と触れ合うことで色々感じたことがあったのでメモしようと思う。

 内容は博士後期課程についてである。以前から続いていたことなので慣れたが、先生方から博士後期課程にお誘いをいただいた。そこで私が進路に迷っている旨を伝えると、若い助教がいろいろなお話を聞かせてくれた。これについてまとめてみる。

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・人生における選択に迷っているときは、今の自分の本能的な判断に任せたほうがいい。5年先の自分はどうあがいても予測しきれない。どうせ後悔する。

 

助教も、もともと修士卒で就職するつもりではあったが、社会人ドクターの難しさ、融通の効かなさを認識したとき、ドクターを学生として取得することに意義を見出した。

 

・将来、IT技術の発達に伴い、マニュアル化できる仕事が機械に奪われている中で生き残るには、アイデアを生み出す側に居続けなければならない。それは研究職。研究職として食ってくなら、ドクターの称号は重要。

 

・私のように、コンピュータシミュレーションの分野に噛んでいて、さらに材料開発の実験部門も経験している人材は、企業に重宝される。

 

・本学科(材料工学系)においては、ドクターが就職に困ることは少ないので、心配する必要はあまりない。

 

・実際は、ドクターは大変。自分で研究を進めなければならないし、結果が出せなければ卒業できない。また、研究室の運営に携わる中で、中間管理職的な立ち位置に回ることも少なくない。ただ、そういった経験を学生のうちに経験できることはよいこと。

 

・よく悩んだ上で、自分で進路を決定することが大切。

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とても心に響くと同時に、このような尊敬できる人たちの元で3年間学んでいくことは魅力的だと感じた。

 

結論として、現在の計算シミュレーション系の研究室で修士号を取得し、その後もといた研究室に戻り、博士後期課程に進学するという選択肢が一気に濃厚になったということである。

この選択は人生に大きな影響を与えると同時に、家族とも話し合わなければいけない問題である。できるだけ時間をかけて考えていきたい。